音楽を創る過程を描いた魅力的な作品!
1984年に、ドイツ・グラモフォンの企画で実現した、レナード・バーンスタインによる「ウエスト・サイド・ストーリー」のレコーディングの模様を収めた作品である。 初演から28年経ってウエスト・サイド・ストーリーの作曲者であるバーンスタインが初めてこの曲の指揮を行った。スコアを随分と手直ししながら録音を行っている。バーンスタインは、「今回は特別にトップクラスのオペラ歌手を集めてみた。」と語っている。マリアにキリ・テ・カナワ、トニーにホセ・カレーラス、アニタはタティーナ・トロヤノスという布陣。特に、マリア役のキリに対して「キリのマリア役はひとつの夢だあった」とコメントしており、この作品の見所である。「マリア」という曲を歌うホセに対し、妥協しないバーンス!タインの姿勢も凄い。それに対して、ホセが翌日にキッチリと仕上げてくるなど超一流の音楽家の力量と魅力を十二分に伝えている。 バーンスタインの不摂生を伺わせる容姿も気になるところだが、参加したメンバーから尊敬を一身に浴びる音楽への探究心を垣間見ることができる。 音楽を創る過程を描いた魅力的な作品です。
練習を見るのは面白い!
インタビューの中でキリ・テ・カナワも言っていましたが、フィルムの中のバーンスタインンは感情の起伏が激しい。機嫌が悪いと、歌手やオケ、果てはレコーディングのメンバーにも当たっていました。ハラハラしますが、それを補ってあまりあるチャーミングなスマイルも見られます。 バーンスタインにベタほめされるカナワに対し、ホセ・カレーラスはダメ出しの連発。画面からカレーラスの緊張やもどかしさ、悔しさがびりびり伝わってきて、やばすぎる。それだけに最後は、スカッとします。いやぁ、ドラマチック。レニー万歳。
カレーラスの裏声が泣かせる
LDでも何度も楽しく鑑賞しましたが、DVDで購入した1枚、画像も安定。バーンスタインの不摂生の様子は早逝を惜しませる。彼の自信にあふれた振る舞いは必然にして傍若無人。オペラキャストはこれ以上は無い。寄せ集めという楽員もトランペットをはじめ頑張っています。ジョン・マクルーアの舞上がっている出だしから楽しい場面がいっぱい。映画以上に楽しい見せるウエストサイドストーリーです。
ユニバーサル ミュージック クラシック
|