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歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》全曲 [DVD]
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![歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》全曲 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/21FVHS702RL._SL160_.jpg)
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| ジャンル: | DVD
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| 収録曲: | 歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」全曲,
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| セールスランク: | 96871 位
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| 納品時期: | ご確認下さい
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| 参考価格: | ¥ 7,795 (税込)
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モダンな演出より現実的
オーストリア帝国は、このオペラが作られた当時、トルコ戦争の勃発(1788年)により戦時下にあった。ゆえに、夫や恋人を戦場に送り出さなければならないということは身近な出来事だっただろう。さらに、夫や恋人に戦死され、未亡人になり、または恋人を失った女性たちは、新しい恋人を探さなければならなかったことだろう。よって、このオペラは、ナンセンスな喜劇ではなく現実の写し絵だったのかも知れない?ポネルの演出は、第1幕こそ、娯楽的で軽い喜劇を思わせるが、第2幕になって、時刻が夜になり、恋人たちの演技にも力が入る。ここに至って、このオペラの残酷な一面が姿を現す。幕切れの場面では、恋人たちは、バラバラに配置され、それぞれの思いに沈み和解に至ってない。そして、ここでは≪コシ≫の真の主人公はドン・アルフォンソであることがわかる。ポネルの演出は今日でも身近にある戦争という現実を観る者に突きつける。
美しすぎるのも、罪???
これは、音楽と映像を別取りした作品です。おそらくあらかじめ録音された音楽にあわせて、後から演技を加えたものだと思います。ということで、どうも動作と歌が噛み合わないという場面がときおり見受けられます。しかし、画像の方は劇場公演をそのまま収録したものでないため、細かい部分までよくとれていて、ポネルの演出がこうして記録され残されたという意味で価値があると思います。歌手の中では、特にフィオリデリージ役のグルべロヴァーの歌がとてもうまいです。私はこれまでシュヴァルツコップをはじめとして、この役を得意にしてきた歌手による演奏をいくつか聞いてきましたが、それらと比べてもグルべロヴァーの歌はとてもすばらしく、音楽的にとても質の高いものです。彼女の澄んだ声もとても魅力的です。そして、デズッピーナ役のストラータスも大変楽しませてくれます。とてもゼッフィレッリの映画でヴィオレッタを歌っていた歌手と思えない演技です。本DVDの内容もそうですが、本当に魅力的な女性は恐いですね。
期待ほどには・・・
まず、舞台ライブでないのを知らずに買った私が迂闊だった。映画ですね、これは。デジタル録音ということで期待した音質もちょっと・・・。画質も中の上くらい。値段は安いけれど私は途中からオーディオシステムから聴いていた音をテレビスピーカーからに切り替えました。つまり、それなり、です。デスピーナの演技は見ていて楽しいものでしたが、カメラワークもわずらわしいというか、やっぱり映画ですねぇ。これは。オペラを見ている気分にはどうしてもなれませんでした。
現代における規範的な『コシ』の映像
もともとは単なるおもしろおかしい喜劇になるはずだったオペラが、ダポンテの機知にあふれた台本と、晩年のモーツァルトの美しすぎる音楽によって、残酷なほど真実味にあふれる人間ドラマとなってしまったこの作品。近年の上演では、そのようなほろ苦い皮肉を基調とした解釈がごく普通になってきたようですが、そのような解釈のひとつの出発点となっているのが、このポネル演出による映像でしょう。全体としては大変美しいが、ポネルの他の映像作品に比べるとなんだかやけに玩具っぽい感じがする舞台装置の数々や、時にわざとらしく感じられる歌手たちの過剰な演技なども、ポネルによってわざと仕組まれたものに違いありません。そして音楽のほうは、グルベローヴァやストラータスをはじめとする歌手陣の歌唱と、なんといっても例によってウイーンフィルのまさに残酷なまでに美しい音色!とかく賛否両論の巻き起こりがちなアーノンクールのやや癖の強い指揮ぶりも、ここではむしろプラスに働いて、この可笑しくて悲しいドラマをおおいに劇的に盛り立ててくれています。それにしてもモーツァルトという人は、なぜこれほどまでに少ない音符で登場人物たちの心理を完璧なまでに描ききれてしまうのでしょう?私たち凡人にとっては、ただただ驚嘆賛美するしかない永遠の謎といえそうです。
ユニバーサル ミュージック クラシック
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